「ストーリーを身に着ける」をコンセプトに、アパレルを中心に商品を販売しております。一級建築士でもあるデザイナーが普段の生活の中での、ちょっとした視座を商品を介して表現できればと考えております。
ショップのアイコンである富士越龍図は、葛飾北斎の遺作です。
彼は多くの富士山の浮世絵を残していますが、最後は龍となり富士を超えて天へと昇っていきます。
死ぬまで彼はいつも、もっと絵が上手くなりたいと向上心を持って手を動かし続けていました。

また彼が残した富嶽三十六景には、山下白雨（通称黒富士）という、空からのアングルで富士山を描いたものがあります。当時空を飛ぶ手段もありませんでしたが、遠景の山並みなどリアルに再現されています。
絵を描くことの基本には、観察と想像が必要となりますが、富士山をよく観察し、そこからの想像によって、頭の中で立体的に富士山を具現化していたのかもしれません。
そうした、彼の空をも飛んでしまうような、観察力と想像力にあやかり、skywalkerと名付けファッションを中心に、デザインを展開していければと考えております。